- 2022年3月25日

スタートアップスタジオSpirete、感性をデータ化する会社「MaiND Lab」が本格始動、アプリを本日公開

～異業種・異業界人材を集結させ、事業化を目指す～

Spirete株式会社（スピリート）が事業化に向けてのプロトタイピングや人材集めなどの起業支援をした、AIと脳科学を技術の核とした大阪大学発のスタートアップ「株式会社MaiND Lab（マインドラボ）」が本格始動し、そのAI技術を応用したアプリ「FaiCE（フェイス）」が本日公開となりました。

昨今、個人では人生100年時代を見据えた動きや、企業においては経営や商品開発に新たな発想が求められているため、異業種との人脈づくりにいかしたりする手段の一つとして、副業や兼業など新たな働き方が浸透しつつあります。また、この3月に発表された経団連の提言書「スタートアップ躍進ビジョン」に「人材の流動化」が掲げられており、今後日本では、副業・兼業の促進やスタートアップへの人材派遣・交流の促進が進んでいくものと思われます。

2019年に創業したスタートアップスタジオSpireteでは、異業種/業界の専門知識や経験、異分野の技術などを有した人材がタッグを組み、大学や研究機関、企業発の特許技術や事業化前のタネを元にプロジェクトを組成し、プロトタイピングを行いながら事業化に取り組んでいます。

この度本格始動したマインドラボは、Spireteプログラムを通じて、事業アイデア探索フェーズから異業種・異業界人材を集結させ、事業化を目指しています。

現在、マインドラボで活躍しているメンバーはすべてSpireteプログラムを通じて参加しており、ヤフー、博報堂、電通、Salesforceなどの日本を代表する企業や外資系企業出身者のほか、起業経験のあるアントレプレナーや、フリーランスのプログラマー等が、副業も含めた様々な形で自らの経験や専門知識を提供することで、事業コンセプト検討段階から起業に参画、今後もマインドラボの成長に注力していきます。

異業種・異業界人材を集結したSpireteコミュニティについて

https://note.com/spirete/n/n36cd1d8025b6

【MaiND Labについて】

マインドラボは、大阪大学医学研究科の内藤智之博士の研究成果（特願2020-021509）を元に起業したスタートアップです。AI技術を用い、これまで他者との共有が困難であった個々人が持つ『感性』を可視化し、個人間や集団間で共有することで、人と人がより深く理解し合え、新たなステージのコミュニケーションを実現することをミッションとしています。今後、内藤博士の研究成果を応用し、消費者が持つ様々な対象物に対する感性を反映した⼼的テンプレートを活用し、新しいアプリケーションやサービスを展開していく予定です。

そして本日ベータ版を公開したアプリ「FaiCE（フェイス）」は、この技術を応用した最初のアプリとなります。30枚の画像に点数を付けるだけで、自分自身の脳内にある「〇〇顔」を可視化できます。